あなたが想像する「偶然」と、多くの人が思っている「不運」は、もしかするとまるで違うのかもしれない。そんなことを考えてみると、ちょっぴり不思議じゃない?

つむじ風になびく髪の毛と帽子

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ゆったりと口笛を吹くあの人と夕焼け

このごろ、小説をほとんど読まなくなった。
20歳の頃は、毎日読んでいたけれど、ここのところ、仕事があるし、読む時間をとりにくい。
もし時間があったとしても、ゆったりと小説をじっくり読むという気持ちになかなかなりにくいので、読んでいたとしてもおもしろく感じられない。
ただ、すごくはまってしまう小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がかなり好きだから、二人が賞をとった群像文学新人賞が自分の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
しかし、次世代の輝いている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
けれど、純文学だからと無理に分かりにくい言葉を並べているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

笑顔で泳ぐ先生とわたし
水滸伝の北方バージョンの人間くさく男気熱い作中人物が、原作の水滸伝の108人になぞらえて、主な人物が108人でてくるが、敵方、政府側の登場キャラクターも人間くさいのがいて、血が通っていると思える。
作中人物に人間的な弱さがうかんでくるのもまた、魅了されていた理由だ。
心が弱いなりに自分の目標とか将来の為に極力奮闘しているのが読破していて熱中する。
読破していて楽しい。
しかしながら、魅了される作中人物が悲しい目にあったり、希望がなくなっていくストーリーも胸にひびくものがあるから魅了される長編小説だ。

寒い水曜の朝に微笑んで

恐ろしいと感じるものはたくさんあるけれど、海が一番怖い。
しかも、タヒチやオーストラリアなどの淡い水色の海ではない。
どちらかと言うと、駿河湾などの暗い海だ。
つい、水平線に囲まれている・・・という状況を想像してしまう。
気分だけ経験したかったら、オープンウォーターという映画が一番。
ダイビングで海のど真ん中に取り残された夫婦の、会話のみで話が進んでいく。
どう考えても、私にとって恐怖の内容だ。
現実に起きてもおかしくない話なので、臨場感はたっぷり伝わるだろう。

どしゃ降りの大安の夕方は目を閉じて
毎年、梅雨の季節が気に入っている。
空気は湿度が上がり出かければ濡れるけど。
一つの理由として、子どもの頃、この時期に見られる紫陽花が可憐で、それ以来あじさいが咲くのを楽しみに待っている。
出島で付き合っていた、シーボルトとお瀧のアジサイデートの話を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人に紛れ込んで日本へやってきた、ドイツ人のシーボルトが、紫陽花を見て「お瀧さんにそっくりな花だ」と言ったそうだ。
雨に打たれながら美しく咲くアジサイを見ながら何度も、お瀧さん、お瀧さんと口にした。
しだいに訛ってしまいあじさいは「おたくさ」という別名を呼ばれるようにもなったらしい。

雪の降る月曜の夜明けは熱燗を

ちいさい時から、物語は嫌いじゃありませんでしたが、暇なときに、親が買ってくる本や図書室にある本を読んでいました。
真剣に理解しながらページをめくるようになったのは、高校生のとき。
クラスで、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを読んでからです。
内容は、恋人を失ったヒロインの、高校時代の思い出からの始まりです。
恋人が事故で亡くなってしまう経験なんてその当時もそれからも、もちろんありません。
しかし、高校時代の私に主人公のやるせない気持ちかぶってしまいました。
複雑な感覚でした。
ヒロインと、私の年が近かった事、それもあってだと考えています。
学校帰りに、その本を購入したのが文庫本を買った初めてでした。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の本ですが、永遠に色あせない素晴らしい本だと思います。

自信を持って走る弟と壊れた自動販売機
南九州に住んでみて、墓前にいつも、切り花をしている主婦がわんさかいるということに呆気にとられた。
年配の方は、いつも、墓所に菊をしていないと、近辺の目が不安らしい。
いつも毎日、切り花をあげるから、月々のお花代もとってもばかにならないらしい。
連日、近所の高齢の主婦の方は墓に集まって切り花をあげながら、語らいもしていて、墓前の重苦しい雰囲気はなく、さながら、人が集う広場のようにはなやかな雰囲気だ。

天気の良い休日の昼はお酒を

石田衣良さんという作家さんに魅せられたのは、愛の紹介で。
「愛がいない部屋」と題した短編が詰まった短編集が机に置いてあったから。
地元の青森の愛ちゃんのママが読んでいて、その後野菜や商品券と共に宅配便で送ってくれたという。
当時はまだそこまで世に知れていなかった石田衣良さん。
彼女は普段自伝やビジネス、ファッション誌などは読む。
だけど、俗にいうライトノベルは読まないので、この本を私にくれるという。
愛の母は何を思いながら、この本を手に取ったのだろう。

雲が多い大安の深夜に椅子に座る
随分久しぶりのお仕事の日、初めて仕事で一緒に働いたAさんは、大きな上司だ。
初めて会話をしてから怖くて、個人的な会話はほとんど話す機会がなかった。
この前、ふとAさんの半袖になった腕を拝見して衝撃を受けた!
一つ一つが大きなパワーストーンブレスレットかなりの数目に入ったため。
思わず、パワーストーン興味があるんですね!と話しかけてしまった。ほど。
そしたらAさんは得意げで、いきなり子供っぽい表情で、種類別のストーンの名前を話してくれた。

ゆったりとダンスする父さんと暑い日差し

どういう訳か、情緒不安定な精神状態に陥ってしまい、何をしていても悲しくなった。
特に原因があるという訳ではなく、突然悲観的になったり、すべてが無駄なことに思えた。
けれど、外に出る仕事ができた。
内容はそこそこ大きな会場での催し物で大手案件だった。
精神状態を理由にしてはよくないので自分を忘れて夢中でこなしているうちに普段の軽い気持ちに戻ってきた。
後で思うと苦しかったときは、昼間に日差しを浴びたりしなかった。
たまには活動するのも良い事かもしれないと思うようになった。

汗をたらして口笛を吹くあの人と濡れたTシャツ
一度手を付けたら、満足させるまで時間がかかるものは、世間にはたくさん存在する。
パッと思いつくのが、他言語だ。
実は、隣国で使用される韓国語は、まれに、日本の言葉と語順が同じ、さらに発音がそっくりなので、わりと習得が早いとか。
韓国語を学んでいた友達の明日香ちゃんは、英語よりは確実に学びやすいのでやりがいがあるよ、とのこと。
少しだけいいなーと思ったけれど、やっぱりハングル文字は絵にしか思えない。

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